歴史と未来が共存する場所

安東市は時代ごとの多様な文化財を幅広く保有している韓国の代表的な伝統文化の都市で、文化的な偏向を持っていません。時代や宗教にとらわれず昔ながらなの暮らしの様子がそのまま残っている木造文化財が多く、先人たちの生活文化を肌で感じることが出来ます。上古時代から人が住み始めたため多様な民俗文化が暮らしの中で継承されており、仏教や儒教、そしてキリスト教などの韓国文化史の精神哲学が堆積岩のように累積され、安東の文化を育ててきました。このような安東文化のを理解することは韓国文化の全てを理解することにつながり、東洋の精神世界を体験する近道となるはずです。

国際観光文化都市、安東

英国女王エリザベス2世は、河回村を始め 両班文化の本流である古宅や寺刹などに足を運び、コチュジャンやキムチを漬ける様子、牛が畑を耕す風景、仮面(の)舞などを見て韓国の伝統文化に魅了されました。特に、女王の73歳の誕生日を記念して韓国の伝統料理でもてなすと、「ベリーグッド、ワンダフル!」を連発し、祝杯のグラスを手にして感激しました。英国女王が安東へ訪問したことで、安東が世界の人々が訪れて楽しめる「韓国の中の小さな韓国」であるということを再度確認させてくれました。

世界歴史都市連盟の会員都市

2004年10月27日に「世界歴史都市連盟」に加入したことにより(世界65都市)、安東の優れた歴史と伝統文化の価値を世界の人々に幅広く伝え、継承・発展させるきっかけとなりました。

第3回IOV世界総会

第3回IOV世界総会が2005年9月28日から9月30日までアジアで初めて安東で開催され、安東の伝統文化と遺産を世界に知らせ、安東市の国際的なポジションを高めるきっかけとなりました。

アジア太平洋都市観光振興機構(TPO)の会員都市

アジア太平洋会員都市間の相互協議による観光の振興・発展と、都市間のネットワークの強化のために2000年に設立された観光振興機構です。安東市は2003年に加入し、国際観光都市「安東」の伝統的な儒教文化を世界に広めています。

世界化面文化芸術連盟(IMACO)の創立

仮面は世界の普遍的な文化で、各文化の特徴を現す文化ツールです。

まだ世界的に仮面関連の機構が存在しないということを考慮 し、安東の河回仮面、安東国際仮面舞フェスティバルという基盤を下に、安東が世界の仮面文化を先占・リードするイメージを確保し、国際文化交流の拠点であることを知らせるために、2006年9月29日に世界化面文化芸術連盟を創立しました。